雨のみちのく・独居のたのしみ(新潮文庫)

山本周五郎/著
配信開始日: 2012/07/01
価格:440円(税込)
新潮文庫
エッセイ・随筆
作品カナ:アメノミチノクドッキョノタノシミシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-113448-2
庶民への愛に貫かれた小説一筋に精進をかさね続けた山本周五郎。その独得な人生観・文学観をうかがわせる文庫版初のエッセイ集。
庶民への愛に貫かれた小説一筋に精進をかさね、また頑固一徹な言行によって“曲軒”とあだ名された山本周五郎。その独特な人生観・文学観と、すべてを創作に打ち込む厳しい日常をうかがわせてくれる、文庫版初のエッセイ集。本編には、名作『樅の木は残った』の取材ノートともいえる「雨のみちのく」などの紀行文に、日常雑感、それに十八番中の十八番、歳末随想を集める。

購入サイト

山本周五郎(ヤマモト・シュウゴロウ) プロフィール

(1903-1967)山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」と死の直前まで途切れなく傑作を発表し続けた。

この著者の書籍

エッセイ・随筆のおすすめ書籍

新潮文庫のおすすめ書籍

ページの先頭へ