法隆寺の智慧 永平寺の心(新潮新書)

立松和平/著
配信開始日: 2011/12/28
価格:660円(税込)
新潮新書
ノンフィクション一般
作品カナ:ホウリュウジノチエエイヘイジノココロシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610037-6
人生の大事とは。般若心経、法華経、さとり……修行を通して仏教の精髄に迫る現代人のための仏教入門。
釈迦の教えは今も人びとを導いている。私は仏教を積極的に学びたい。学びたくて学びたくて、じっとしていられない。般若心経はなぜ心の良薬なのか。法華経は何を説いているのか。「悟り」とはどういうことか。……聖徳太子の精神が至るところに輝いている法隆寺。道元の思想があまねく染み渡っている永平寺。両寺における修行を通して、身と心で仏教の精髄に迫る。

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立松和平(タテマツ・ワヘイ) プロフィール

(1947-2010)栃木県生れ。早稲田大学政治経済学部卒。在学中に「自転車」で早稲田文学新人賞。卒業後、種々の職業を経験、故郷に戻って宇都宮市役所に勤務した。1980(昭和55)年「遠雷」で野間文芸新人賞、1993(平成5)年『卵洗い』で坪田譲治文学賞、1997年『毒─風聞・田中正造─』で毎日出版文化賞、2002年歌舞伎座上演「道元の月」台本で大谷竹次郎賞、『道元禅師』で2007年泉鏡花文学賞、2008年親鸞賞を受賞。

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