武士道とキリスト教(新潮新書)

笹森建美/著
配信開始日: 2013/07/26
価格:660円(税込)
新潮新書
哲学・思想 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ブシドウトキリストキョウシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610505-0
武士道は愛することと見つけたり。牧師にして小野派一刀流第17代宗家が説く、混迷を生きる心得。
武士の切腹は宣教師の殉教に通じる。「義」は「愛」に呼応する――武士道とキリスト教の根幹には、驚くべき共通点があった。牧師である著者は、日本屈指の剣術家というもうひとつの顔を持つ。礼拝が終わると教会は武道場に早変わり、将軍家指南役を務めた小野派一刀流・第十七代宗家の稽古が始まる。「格好だけ良いのは本物でない」「魂とは私という人格である」……人の生死を問う二つの「道」を究めて得た、いま日本人に必要な智恵。

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笹森建美(ササモリ・タケミ) プロフィール

1933(昭和8)年青森県生まれ。牧師。小野派一刀流第17代宗家。大長刀直元流、居合神無想林崎流宗家も受け継ぎ、日本古武道協会常任理事を務める。早稲田大学哲学科、米国デューク大学大学院神学部卒業。拠点は駒場エデン教会。著書に『神への道・神からの道』などがある。

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