五千回の生死(新潮文庫)

新潮文庫
文芸一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ゴセンカイノセイシシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-130708-4
紙書籍ISBN:978-4-10-130708-4
バイトの話や、大学時分の。聞いてくれるか。文学の愉楽と人生の哀切に満ちた九つの名短編。深いのにユーモラス。哀しくても希望がある。
「一日に五千回ぐらい、死にとうなったり、生きとうなったりする」男との束の間の奇妙な友情(表題作)。トマトを欲しながら死んでいった労務者から預った、一通の手紙の行末(「トマトの話」)。癌と知りながら、毎夜寝る前に眉墨を塗る母親の矜持(「眉墨」)。他に「力」「紫頭巾」「バケツの底」等々、日々の現実の背後から、記憶の深みから、生命(いのち)の糸を紡ぎだす、名手宮本輝の犀利な「九つの物語(ナイン・ストーリーズ)」。
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宮本輝(ミヤモト・テル) プロフィール

1947(昭和22)年、兵庫県神戸市生れ。追手門学院大学文学部卒業。広告代理店勤務等を経て、1977年「泥の河」で太宰治賞を、翌年「螢川」で芥川賞を受賞。『道頓堀川』、『錦繍』、『青が散る』、『優駿』(吉川英治文学賞)、『約束の冬』(芸術選奨文部科学大臣賞)、『骸骨ビルの庭』(司馬遼太郎賞)等著書多数。2010年、紫綬褒章受章。2018年「流転の海」シリーズ全九部(毎日芸術賞)を完結。2020年、旭日小綬章受章。2025年『潮音』全四巻で菊池寛賞受賞。





























