暴力的風景論(新潮選書)
新潮選書
社会
評論一般
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作品カナ:ボウリョクテキフウケイロンシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603749-8
紙書籍ISBN:978-4-10-603749-8
風景とは、かくも危険なものである――。
見る人の気分や世界観によって映り方が変わる風景は、“虚構”を生み、時に“暴力”の源泉となって現実に襲いかかる――。沖縄の米軍基地、連合赤軍と軽井沢、村上春樹の物語、オウムと富士山……戦後日本を震撼させた事件の現場を訪ね、風景に隠された凶悪な“力”の正体に迫る。ジャーナリズムの新しい可能性を模索する力作評論。
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武田徹(タケダ・トオル) プロフィール
1958(昭和33)年東京生まれ。ジャーナリスト・評論家。恵泉女学園大学人間社会学部教授。国際基督教大学大学院博士課程修了。著書に『流行人類学クロニクル』(サントリー学芸賞受賞)『NHK問題』『原発報道とメディア』『暴力的風景論』『日本語とジャーナリズム』等。