「リベラル保守」宣言(新潮文庫)
新潮文庫
政治
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作品カナ:リベラルホシュセンゲンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-136572-5
紙書籍ISBN:978-4-10-136572-5
俗流保守にも教条的な左翼にも馴染めないあなたへ。「リベラル保守」こそが共生の鍵だ。
リベラルと保守は対抗関係とみなされてきた。だが私は真の保守思想家こそ自由を擁護すべきだと考えている――。メディアでも積極的に発言してきた研究者が、自らの軸である保守思想をもとに、様々な社会問題に切り込んでゆく。脱原発主張の根源、政治家橋下徹氏への疑義、貧困問題への取り組み方、東日本大震災の教訓。わが国が選択すべき道とは何か。共生の新たな礎(いしずえ)がここにある。
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中島岳志(ナカジマ・タケシ) プロフィール
1975(昭和50)年、大阪府生れ。大阪外国語大学でヒンディー語を専攻する。京都大学大学院博士課程修了。2005(平成17)年、『中村屋のボース インド独立運動と近代日本のアジア主義』で、大佛次郎論壇賞とアジア・太平洋賞大賞を受賞する。京都大学人文科学研究所研修員、ハーバード大学南アジア研究所客員研究員、北海道大学公共政策大学院准教授を経て、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。著書に、『秋葉原事件 加藤智大の軌跡』『血盟団事件』『親鸞と日本主義』『超国家主義 煩悶する青年とナショナリズム』『自民党 価値とリスクのマトリクス』『思いがけず利他』などがある。