うつ病休職(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
社会
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ウツビョウキュウショクシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610717-7
紙書籍ISBN:978-4-10-610717-7
1通の“診断書”から始まる、終わりなき消耗。もはや社会問題――精神科医が真相に迫る!
「仕事がきついので、会社を休みたい」とクリニックに駆け込む人々。マニュアル通りの問診で「うつ病」と診断する医師。診断基準の変化や新型薬の普及で、うつ病やそれを理由に休職する者が増大、こうした状況に企業も困惑し、社会問題化している。しかし、それは本当に“病気”と言えるのか? 医学ではなく労務上の問題ではないか? あやふやな診断が社会に与える影響は? 精神科医が「うつ病休職」の正体に迫る。
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中嶋聡(ナカジマ・サトシ) プロフィール
1955(昭和30)年生まれ。東京大学医学部医学科卒業。医学博士。精神科医。1996年、沖縄県に「なかまクリニック」を開業、現在に至る。著書に『「心の傷」は言ったもん勝ち』『眠れぬ夜の精神科 医師と患者20の対話』『「新型うつ病」のデタラメ』など。