七夕の雨闇―毒草師―(新潮文庫)

高田崇史/著
配信開始日: 2018/12/21
価格:737円(税込)
新潮文庫
文芸一般 ミステリ TTS(読み上げ)対応
作品カナ:タナバタノアマヤミドクソウシシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-120072-9
七夕は禍々しい祭りだった! 日本人を縛る千三百年の呪を解く、仰天の民俗学ミステリー!
「……り……に、毒を」被害者は奇妙な言葉を遺して死んだ。毒物の正体は不明。親戚にあたる星祭家では独特な七夕祭を執り行っており、異様な事件が連続する。《毒草師》御名形史紋らは、京都に乗り込んだ。和歌に織り込まれた言霊を手掛かりに、笹・砂々・金・星の言葉を読み換え見えてくる禍々しい真相、日本人を縛る千三百年の呪。「七夕」に隠された歴史を明察する傑作民俗学ミステリー。(解説・中野信子)

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高田崇史(タカダ・タカフミ) プロフィール

1958(昭和33)年、東京都生れ。明治薬科大学卒。1998(平成10)年『QED 百人一首の呪』でメフィスト賞を受賞し、作家デビュー。数々の作品にて、独自の歴史、宗教的考察を展開し、ミステリ界の注目を集める。QED及び関連シリーズは、200万部を超えるベストセラーとなっている。近著に、『神の時空 前紀 女神の功罪』『古事記異聞 オロチの郷、奥出雲』『古事記異聞 陽昇る国、伊勢』『鬼門の将軍 平将門』『卑弥呼の葬祭』『源平の怨霊』『江ノ島奇譚』『采女の怨霊』『猿田彦の怨霊』などがある。

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