罪の終わり(新潮文庫)

東山彰良/著
配信開始日: 2019/05/17
価格:693円(税込)
新潮文庫
文芸一般
作品カナ:ツミノオワリシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-120153-5
文明崩壊後の北米大陸に現れた“黒き救世主”を描く、世界級の傑作ロードノベル!
どん底に生を受け、殺人を犯し、脱獄を果たした、ナサニエル・ヘイレン。奇妙なシリアル・キラーと旅を共にし、新たな倫理を打ち立てながら悩める者を解き放つ。彼らを追うのは白聖書派の使徒、ネイサン・バラード。文明崩壊後の北米を駆ける傑作ロードノベルにして、“食人の神”黒騎士(ブラックライダー)の穢土(えど)降臨を描く、未来世紀の神話。頁を開け――物語の奔流にその身を任せよ。中央公論文芸賞受賞作。(解説・吉野仁)

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東山彰良(ヒガシヤマ・アキラ) プロフィール

1968年、台湾台北市生れ。9歳の時に家族で福岡県に移住。2003年、「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞受賞の長編を改題した『逃亡作法 TURD ON THE RUN』でデビュー。2009年『路傍』で大藪春彦賞を受賞。2015年『流』で直木賞を受賞。2016年『罪の終わり』で中央公論文芸賞を受賞。2017年から2018年にかけて『僕が殺した人と僕を殺した人』で、織田作之助賞、読売文学賞、渡辺淳一文学賞を受賞する。『夜汐』『どの口が愛を語るんだ』など著書多数。

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