眠狂四郎虚無日誌(上)(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
時代小説
ドラマ・映画・アニメ関連
作品カナ:ネムリキョウシロウキョムニッシ01シンチョウブンコ
シリーズ名: 眠狂四郎
紙書籍ISBN:978-4-10-115051-2
シリーズ名: 眠狂四郎
紙書籍ISBN:978-4-10-115051-2
大奥に出現した将軍家世継ぎ家慶の贋者。その正体を探る狂四郎は、刺客を倒しつつ江戸から京へ向かい世継ぎすり替えの陰謀を暴く。
旗本の妻女を次々に犯し、無辜の民をも容赦なく斬る――。質実英邁と目されていた将軍家世継・徳川家慶が突如豹変し、乱行を重ねていた。家慶は何故豹変したのか、本物なのか。その鍵は、四年前に没したはずの近藤重蔵にあった。蝦夷地に秘められた謎を探る狂四郎。襲いかかる公儀隠密、最強の刺客明日心剣。謎と謎が交錯し、淫靡なエロティシズムが匂い立つ出色のシリーズ第五弾。
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柴田錬三郎(シバタ・レンザブロウ) プロフィール
(1917-1978)岡山県生れ。慶應義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代ものの短編を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念。1951(昭和26)年、『イエスの裔』で直木賞を受賞。以後、時代小説を中心に創作し、1956年より「週刊新潮」連載開始の『眠狂四郎無頼控』は、一大ブームとなった。狂四郎シリーズ以外の主な作品に『剣は知っていた』『赤い影法師』『運命峠』『御家人斬九郎』『剣鬼』『決闘者 宮本武蔵』等がある。