空気が支配する国(新潮新書)
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文化史・文化論
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作品カナ:クウキガシハイスルクニシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610883-9
紙書籍ISBN:978-4-10-610883-9
日本では社長よりも法律よりも政治家よりも偉い「その場の空気」―その正体に迫る。
“それ”はいつの間にか場を支配し、事が決まっていく。その圧力に抗うことは困難だ。日本では法よりも総理大臣よりも上位に立つ存在、それが「空気」である。あの戦争の時も、コロナ禍においても、国家、国民を支配したのは「空気」だった。なぜそうなるのか。メディアやネットはどう作用しているか。息苦しさを打ち破る手立てはあるのか。豊富な事例から得体の知れぬものの正体をロジカルかつ鮮明に解き明かす。
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物江潤(モノエ・ジュン) プロフィール
1985(昭和60)年、福島県生まれ。早稲田大学理工学部社会環境工学科卒。東北電力、松下政経塾を経て、2024年10月現在は福島市で塾を経営する傍ら社会批評を中心に執筆活動に取り組む。著書に『空気が支配する国』『デマ・陰謀論・カルト』など。