富山地方鉄道殺人事件(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
ミステリ
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:トヤマチホウテツドウサツジンジケンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-128541-2
紙書籍ISBN:978-4-10-128541-2
宇奈月、富山、黒部ダム。犯人はどこに消えた? 十津川警部活躍の「地方鉄道」シリーズ。
「宇奈月から黒部への旅」と書き残し、政界スキャンダルの鍵を握る若手官僚が姿を消した。彼を追う女性新聞記者の死体が、黒部峡谷を走るトロッコ列車の終点・欅平で発見され、十津川警部は黒部に向かう。その先には行くことが難しい終点駅から、犯人はどこに消えたのか? そして、事件の舞台は、路線距離100キロ超と地方鉄道ながら有数の規模の富山地方鉄道に。好評「地方鉄道」シリーズ。
購入サイト
西村京太郎(ニシムラ・キョウタロウ) プロフィール
(1930-2022)東京生れ。1963(昭和38)年『歪んだ朝』で「オール讀物」推理小説新人賞、1965年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞をそれぞれ受賞。1981年に『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞する。2004(平成16)年には日本ミステリー文学大賞を、2019年には「十津川警部」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。鉄道ミステリー、トラベルミステリーに新境地をひらき、常に読書界の話題をさらうベストセラーを生み出した。