ゴリラの森、言葉の海(新潮文庫)

山極寿一/著、 小川洋子/著
配信開始日: 2021/10/28
価格:649円(税込)
新潮文庫
対談 生物学 人類学
作品カナ:ゴリラノモリコトバノウミシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-126592-6
ヒトとは何者なのか……ゴリラの森に暮らした霊長類学者と作家の示唆に満ちた対話集。
野生のゴリラを知ることは、ヒトが何者か、自らを知ること――アフリカの熱帯雨林でゴリラと暮らした霊長類学者と、その言葉なき世界の気配を感じ取ろうとする小説家。京都大学の山極研究室で、野生のサルやシカが生息する屋久島の原生林の中で、現代に生きるヒトの本性をめぐり、二人の深い対話は続けられた。知のジャングルで、ゴリラから人間の姿がいきいきと浮かび上がる稀有な一冊。

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山極寿一(ヤマギワ・ジュイチ) プロフィール

1952(昭和27)年、東京都生れ。霊長類学者、ゴリラ研究の第一人者。京都大学理学部卒、同大学院で博士号取得。京都大学霊長類研究所などを経て同大学教授、京都大学総長。2021(令和3)年より総合地球環境学研究所所長。著書に『父という余分なもの―サルに探る文明の起源―』『虫とゴリラ』(養老孟司と共著)ほか多数。河合隼雄学芸賞選考委員。

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小川洋子(オガワ・ヨウコ) プロフィール

1962(昭和37)年、岡山県生れ。小説家。早稲田大学第一文学部卒。1991(平成3)年「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。『博士の愛した数式』(読売文学賞、本屋大賞)、『薬指の標本』『いつも彼らはどこかに』『生きるとは、自分の物語をつくること』(河合隼雄との対話)はじめ多くの小説・エッセイがあり、海外にも愛読者を持つ。芥川賞選考委員、河合隼雄物語賞選考委員など。

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