別れの季節―お鳥見女房―(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
時代小説
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ワカレノキセツオトリミニョウボウシンチョウブンコ
シリーズ名: お鳥見女房
紙書籍ISBN:978-4-10-119437-0
シリーズ名: お鳥見女房
紙書籍ISBN:978-4-10-119437-0
黒船来航、大地震。激動の時代に、珠世さんは――。大人気シリーズ堂々完結!!
時の流れは、いやおうなしに出会いと別れを運んでくる――。次男二女が巣立ち、五人の孫にも恵まれ、幸多き日々を過ごしていた珠世。だが、浦賀に黒船が来航し、雑司ケ谷の矢島家にも動揺が広がる。また、かつて居候していた源太夫は大地震に見舞われた郷里・小田原の生家が気がかりで、帰参を考えはじめ……。激動の時代を生きる人々のあたたかな繋がりを描く大人気シリーズ、堂々完結!(解説・神田蘭)
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諸田玲子(モロタ・レイコ) プロフィール
1954年生まれ、外資系企業勤務の後、翻訳・作家活動に入る。2003年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、2007年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、2012年『四十八人目の忠臣』で歴史時代作家クラブ賞、2018年『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞。ほかの著書に『お鳥見女房』シリーズ、『源内狂恋』(文庫化に際して『恋ぐるい』と改題)、『ちよぼ 加賀百万石を照らす月』など多数。