決断の太平洋戦史―「指揮統帥文化」からみた軍人たち―(新潮選書)
新潮選書
歴史学
日本史
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作品カナ:ケツダンノタイヘイヨウセンシシキトウスイブンカカラミタグンジンタチシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603907-2
紙書籍ISBN:978-4-10-603907-2
「人材養成哲学」が勝敗を分けた――。日米英12人の戦歴簿。
参戦各国の指揮官や参謀たちは、いかなるエリート教育を受けたのか。どの国も腐心したリーダーシップ醸成の方策とは何なのか――。「指揮統帥文化」という新たな視座から、日米英12人の個性豊かな人物像と戦歴を再検証。組織と個人のせめぎ合いの果てに現れる勝利と敗北の定理を探り、従来の軍人論に革新を迫る野心的列伝。
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大木毅(オオキ・タケシ) プロフィール
1961年東京生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。千葉大学他講師、防衛省防衛研究所講師、陸上自衛隊幹部学校講師等を経て著述業に。雑誌「歴史と人物」の編集に携わり、旧帝国軍人を多数取材。『独ソ戦』(岩波新書)で「新書大賞2020」大賞を受賞。近刊に『指揮官たちの第二次大戦 素顔の将帥列伝』(新潮選書)、『戦史の余白 三十年戦争から第二次大戦まで』(作品社)、『勝敗の構造 第二次大戦を決した用兵思想の激突』(祥伝社)など。