猿田彦の怨霊―小余綾俊輔の封印講義―(新潮文庫)

新潮文庫
文芸一般
ミステリ
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:サルタヒコノオンリョウコユルギシュンスケノフウインコウギシンチョウブンコ
シリーズ名: 小余綾俊輔の歴史講義シリーズ
紙書籍ISBN:978-4-10-120076-7
シリーズ名: 小余綾俊輔の歴史講義シリーズ
紙書籍ISBN:978-4-10-120076-7
「記紀神話」に封じられた謎の神が、古代史の常識を覆す! 畏るべき歴史ミステリー。
天孫降臨の先導役として大役を務めながらも、謎の死を遂げたという猿田彦神。以来、「記紀」から姿を消し、脇役として民間伝承のなかに現れる。道祖神、庚申待ち、括り猿――。神はなぜ神話から抹殺されたのか。なぜ「猿」なのか。民俗学者・小余綾俊輔の歴史推理は、古代史の闇に容赦なく切り込んでいく……。歴史の封印が解ける時、常識を覆す真実が現れる。驚愕の古代史推理ミステリー。(解説・北夏輝)
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高田崇史(タカダ・タカフミ) プロフィール

1958(昭和33)年、東京都生れ。明治薬科大学卒。1998(平成10)年『QED 百人一首の呪』でメフィスト賞を受賞し、作家デビュー。数々の作品にて、独自の歴史、宗教的考察を展開し、ミステリ界の注目を集める。QED及び関連シリーズは、200万部を超えるベストセラーとなっている。近著に、『神の時空 前紀 女神の功罪』『古事記異聞 オロチの郷、奥出雲』『古事記異聞 陽昇る国、伊勢』『鬼門の将軍 平将門』『卑弥呼の葬祭』『源平の怨霊』『江ノ島奇譚』『采女の怨霊』『猿田彦の怨霊』などがある。