井伏鱒二随聞(新潮文庫)
新潮文庫
対談
評論一般
伝記・人物伝
作品カナ:イブセマスジズイモンシンチョウブンコ
交遊五十年にわたる著者と作家井伏鱒二氏の豊かな人間味が光る対談集。
友を語れば青春が。先達を慕えば文学の軌跡が。交遊五十年の著者に、作家井伏鱒二氏が語るその日常、出生から現況まで。作品の行間が窺える貴重な対談を収録。さらに、著者による「井伏鱒二小伝」「作品ノート」等8編の評伝を読めば、今まで知らなかった井伏鱒二の一面を垣間見られる。
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河盛好蔵(カワモリ・ヨシゾウ) プロフィール
(1902-2000)大阪府堺市生れ。1928(昭和3)年から二年間フランスに留学、主にモラリスト文学を研究。帰国後、長らく東京教育大、共立女子大等で教鞭をとる。モロワをはじめとする多数の訳業のほか、明朗・快活な人生論、女性論で人気を博した。代表作には『フランス文壇史』(読売文学賞)、『パリの憂愁』(大佛次郎賞)、『藤村のパリ』(読売文学賞)等。1988年、文化勲章受章。