随筆集 書物の心(新潮文庫)
新潮文庫
エッセイ・随筆
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作品カナ:ズイヒツシュウショモツノココロシンチョウブンコ
卒業論文にランボーをやめて書いたロートレアモン、創作意欲をそそる源氏、文学者達の手紙……読書随筆を蒐め、主要書評も収録!
夏に因んだ詩を一篇えらべばマラルメの「夏の悲しみ」、卒業論文にランボーをやめて書いたロートレアモン、等身大の魅力もつ内田百間の文学、創作意欲をそそる源氏、文学者芸術家の手紙……読書随筆を蒐め、主要書評も収録!
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福永武彦(フクナガ・タケヒコ) プロフィール
(1918-1979)1918年、福岡県生まれ。一高在学中から詩作を始める。東大仏文科卒。1948年、詩集『ある青春』、短篇集『塔』、1952年、長篇小説『風土』を発表、注目を集める。1954年、長篇小説『草の花』により、作家としての地歩を確立。以後、学習院大学で教鞭をとる傍ら『冥府』『廃市』『忘却の河』『海市』など、叙情性豊かな詩的世界のなかに鋭い文学的主題を見据えた作品を発表。1961年『ゴーギャンの世界』で毎日出版文化賞、1972年『死の島』で日本文学大賞を受賞。1979年、死去。