薬指の標本(新潮文庫)

小川洋子/著
配信開始日: 2008/05/01
価格:407円(税込)
新潮文庫
恋愛・ロマンス 文芸一般
作品カナ:クスリユビノヒョウホンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-121521-1
人々が思い出の品々を持ち込む〔標本室〕での、奇妙な、そしてあまりにもひそやかな、ふたりの愛。恋愛の痛みと恍惚を描く二篇。
楽譜に書かれた音、愛鳥の骨、火傷の傷跡……。人々が思い出の品々を持ち込む〔標本室〕で働いているわたしは、ある日標本技術士に素敵な靴をプレゼントされた。「毎日その靴をはいてほしい。とにかくずっとだ。いいね」靴はあまりにも足にぴったりで、そしてわたしは……。奇妙な、そしてあまりにもひそやかな、ふたりの愛。恋愛の痛みと恍惚を透明感漂う文章で描いた珠玉の二篇。表題作ほか「六角形の小部屋」収録。

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小川洋子(オガワ・ヨウコ) プロフィール

1962(昭和37)年、岡山県生れ。早稲田大学第一文学部卒。1988年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。1991(平成3)年「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞を受賞。『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、2006年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞、2013年『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。『薬指の標本』『琥珀のまたたき」など多数の小説、エッセイがある。フランスなど海外での評価も高い。

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