人斬り半次郎 賊将編(新潮文庫)

池波正太郎/著
配信開始日: 2010/09/03
価格:781円(税込)
新潮文庫
文芸一般 時代小説 歴史小説−近世 ドラマ・映画・アニメ関連
作品カナ:ヒトキリハンジロウゾクショウヘンシンチョウブンコ
シリーズ名: 人斬り半次郎
紙書籍ISBN:978-4-10-115679-8
西郷隆盛に惚れ、西南の役に散った、滅法腕の立つ薩摩隼人がいた――。
維新は成った。中村半次郎改め桐野利秋は、西郷の腹心として存分に働き、日本初代の陸軍少将となる。ザンギリ頭にフランス香水をつけ、得意絶頂の桐野だった。が、西郷は新政府のやり口に苦りきっていた。そしてついに、進退をかけての征韓論争に敗れ、西郷は帰郷。桐野ら薩摩隼人の心酔者たちは放っておくことができない――城山での壮烈な最期まで、激動の時代を駆けた一快男児の半生。

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池波正太郎(イケナミ・ショウタロウ) プロフィール

(1923-1990)東京・浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の3大シリーズをはじめとする膨大な作品群が絶大な人気を博しているなか、急性白血病で永眠。

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