悲しみよ こんにちは(新潮文庫)
新潮文庫
フランス文学
ドラマ・映画・アニメ関連
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:カナシミヨコンニチハシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-211828-3
紙書籍ISBN:978-4-10-211828-3
海外名作新訳コレクション。南仏の陽光に導かれ、セシルは悲劇への扉を開く――。解説・小池真理子。少女小説の聖典、半世紀を経て新訳成る!
セシルはもうすぐ18歳。プレイボーイ肌の父レイモン、その恋人エルザと、南仏の海辺の別荘でヴァカンスを過ごすことになる。そこで大学生のシリルとの恋も芽生えるが、父のもうひとりのガールフレンドであるアンヌが合流。父が彼女との再婚に走りはじめたことを察知したセシルは、葛藤の末にある計画を思い立つ……。20世紀仏文学界が生んだ少女小説の聖典、半世紀を経て新訳成る。(解説・小池真理子)
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フランソワーズ・サガン(Sagan,Francoise) プロフィール
(1935-2004)フランス生れ。18歳でデビュー作『悲しみよ こんにちは』が批評家賞を受け、一躍フランス文壇の寵児になる。その感性をモーリヤックは「魅力的な小さい怪物」と絶賛。1957年自動車事故で九死に一生をえる。1978年に来日。小説、戯曲と著書多数。
この著者の書籍
河野万里子(コウノ・マリコ) プロフィール
上智大学外国語学部フランス語学科卒業。主な訳書にウィリアムズ『自閉症だったわたしへ』、サン=テグジュペリ『星の王子さま』、サガン『悲しみよ こんにちは』『打ちのめされた心は』など。