卑弥呼は何を食べていたか(新潮新書)
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作品カナ:ヒミコハナニヲタベテイタカシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610499-2
紙書籍ISBN:978-4-10-610499-2
アワビ、サザエ、エビ、カニ、焼肉、スッポン、鴨、松茸、海藻、チーズ、美酒、果物、甘味……。「古代の食卓」は美味だった!
日本人の祖先はどんな物を食べていたか? 「邪馬台国の食卓」を飾った料理とは? 仁徳、文武、長屋王など古代天皇家の晩餐とは? 木簡などからその食世界を覗いてみると、焼肉、鴨、蒸し鶏、スッポン、アワビ、エビ、カニ、煮物、チーズ、サラダ、そして美酒や甘味……新鮮で豊かな医食同源のメニューが浮かび上がってきた。卑弥呼に捧げたご馳走、大和王朝の宮廷料理、遣魏使の弁当など「古代の食卓」が今、蘇る。
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廣野卓(ヒロノ・タカシ) プロフィール
1932(昭和7)年、大阪府生まれ。古代食研究家。東北大学農学部卒。乳業会社勤務を経て現在、「食の万葉講座」主宰。「古代大和の酥と蘇についての考察」で第18回郷土史研究賞を受賞。『古代日本のミルクロード』『古代日本のチーズ』『食の万葉集』などの著作がある。