父・藤沢周平との暮し(新潮文庫)
新潮文庫
エッセイ・随筆
伝記・人物伝
作家論
ドラマ・映画・アニメ関連
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:チチフジサワシュウヘイトノクラシシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-128681-5
紙書籍ISBN:978-4-10-128681-5
「あいさつは基本」「普通が一番」「自慢はしない」……心に深く刻まれた父の教え。ひとり娘が綴る人気作家の素顔。
幼い日、会社勤めをしながら、男手ひとつで子育てに奮闘した父。夜なべで幼稚園の手提袋を縫い、運動会のためにのり巻を作ってくれた姿。育ての母を迎え、親子三人が川の字になってテレビを見ながら寝た夜。そして、娘の心に深く刻まれた「あいさつは基本」「自慢はしない」「普通が一番」という教え。やさしいけどカタムチョ(頑固)な父・藤沢周平の素顔を、愛娘が暖かい筆致で綴る。
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遠藤展子(エンドウ・ノブコ) プロフィール
1963(昭和38)年、東京生れ。時代小説作家・藤沢周平(本名・小菅留治)の一人娘。生後八カ月で母を病気で失い、父の再婚により、六歳頃から育ての母との生活が始まる。都立高校卒業後、百貨店に勤務。1988年に結婚し、遠藤姓となる。著書に『藤沢周平 父の周辺』『父・藤沢周平との暮し』。