悪党たちの中華帝国(新潮選書)

岡本隆司/著
配信開始日: 2022/08/25
価格:1,870円(税込)
新潮選書
歴史学 東洋史 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:アクトウタチノチュウカテイコクシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603888-4
中国の偉人はなぜ「悪党」ばかりなのか――?
後周の世宗・明の永楽帝ら、虐殺を重ねた支配者たち。安禄山・馮道ら、権力に執着した裏切者たち。王安石・梁啓超ら、独り善がりな改革者たち。李卓吾・康有為ら、過激な教えを説いた思想家たち。12人の生涯をたどり、彼らが「悪の道」に堕ちた背景を解き明かす。現代中国の悪党も射程に入れた、圧巻の1400年史!

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岡本隆司(オカモト・タカシ) プロフィール

1965年、京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。宮崎大学助教授を経て、2022年8月現在、京都府立大学教授。専攻は東洋史・近代アジア史。著書に『近代中国と海関』(大平正芳記念賞受賞)、『属国と自主のあいだ』(サントリー学芸賞受賞)、『中国の誕生』(樫山純三賞、アジア・太平洋賞特別賞受賞)、『李鴻章』『袁世凱』『曾国藩』『中国の論理』『明代とは何か』『君主号の世界史』など多数。

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