犬も食わない(新潮文庫)
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新潮文庫
文芸一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:イヌモクワナイシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-104451-4
紙書籍ISBN:978-4-10-104451-4
全国書店で続々1位を獲得した大重版の共作小説、文庫化! 豪華約30pの両著者対談を収録。
派遣秘書の福は雇い主と出かけた先のビルで、廃棄物処理業者の大輔とぶつかった。ろくな謝罪もない舐めた態度に激高した福は罵詈雑言の限りを尽くし、大輔は一言でやり返す……そんな最悪な出会いから始まった。ベッドの半分を占める体は邪魔だし、同じシャンプーが香る頭は寝癖だらけ。他人の「いいね」からは程遠い、喧嘩ばかりで格好つかない恋愛の本音を、男女の視点別に描く共作小説。
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尾崎世界観(オザキ・セカイカン) プロフィール
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1984(昭和59)年、東京都生れ。2001(平成13)年結成のロックバンド「クリープハイプ」のヴォーカル・ギター。2012年、アルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』でメジャーデビュー。2016年、初小説『祐介』を上梓し話題となり、2020(令和2)年には「母影(おもかげ)」で芥川賞候補となる。エッセイに『苦汁100%』『苦汁200%』『泣きたくなるほど嬉しい日々に』、直木賞作家の千早茜との共作小説に『犬も食わない』、対談集に『身のある話と、歯に詰まるワタシ』、歌詞集に『私語と』などがある。
この著者の書籍
千早茜(チハヤ・アカネ) プロフィール
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1979(昭和54)年、北海道生れ。立命館大学卒業。2008(平成20)年、『魚神(いおがみ)』で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2009年、同作にて泉鏡花文学賞、2013年『あとかた』で島清恋愛文学賞、2021(令和3)年、『透明な夜の香り』で渡辺淳一文学賞、2023年『しろがねの葉』で直木賞を受賞。ほかの作品に『グリフィスの傷』『雷と走る』などがある。