無人島に生きる十六人(新潮文庫)
新潮文庫
ノンフィクション一般
エッセイ・随筆
ドキュメンタリー
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ムジントウニイキルジュウロクニンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-110321-1
紙書籍ISBN:978-4-10-110321-1
椎名誠氏が選ぶ漂流記ベスト20で、堂々1位!! 実録痛快冒険記。飲み水も食べ物もないちっちゃな島で、君ならどうする?
大嵐で船が難破し、僕らは無人島に流れついた! 明治31年、帆船・龍睡丸は太平洋上で座礁し、脱出した16人を乗せたボートは、珊瑚礁のちっちゃな島に漂着した。飲み水や火の確保、見張り櫓や海亀牧場作り、海鳥やあざらしとの交流など、助け合い、日々工夫する日本男児たちは、再び祖国の土を踏むことができるのだろうか? 名作『十五少年漂流記』に勝る、感動の冒険実話。(解説・椎名誠)
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須川邦彦(スガワ・クニヒコ) プロフィール
1880(明治13)年、東京生れ。1905年、商船学校航海科卒後、大阪商船に勤務。また、日露戦争に従軍し、水雷敷設隊として奮戦。第一次大戦では敵艦の出没する洋上に敢然、船長として乗り出し、日本海員魂を発揮した。その後、商船学校教授を経て、東京商船学校校長、海洋文化協会常務理事を歴任。1949(昭和24)年死去。著書に『船は生きてる』『象の話』『無人島に生きる十六人』。