東京大学の式辞―歴代総長の贈る言葉―(新潮新書)
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作品カナ:トウキョウダイガクノシキジレキダイソウチョウノオクルコトバシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610988-1
紙書籍ISBN:978-4-10-610988-1
大震災、戦争、大学紛争、国際化――時代の荒波の中で何が語られ、何が語られなかったのか。
明治十年の創立から東京大学は常に学問の中心としてあり続けた。大震災、戦争、大学紛争、国際化――その歩みはまさに日本の近現代史と重なり合う。時代の荒波の中で、歴代の総長たちは何を語ってきたのか。名式辞をめぐる伝説、ツッコミどころ満載の失言、時を超えて紡がれる「言葉」をひとつずつ紐解く。南原繁から矢内原忠雄、蓮實重彥まで、知の巨人たちが贈る、未来を生きる若者たちへの祝福と教訓!
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石井洋二郎(イシイ・ヨウジロウ) プロフィール
1951(昭和26)年東京都生まれ。専門はフランス文学・思想。東京大学教養学部長、副学長などを務め、2023年3月現在中部大学特任教授、東京大学名誉教授。『ロートレアモン 越境と創造』など著書多数。2015年に教養学部の学位記伝達式で読んだ式辞が大きな話題になった。