真夜中のたずねびと(新潮文庫)

恒川光太郎/著
配信開始日: 2023/04/26
価格:737円(税込)
新潮文庫
文芸一般 ホラー ファンタジー
作品カナ:マヨナカノタズネビトシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-135132-2
ふと日常に混じり込む「何かがおかしい」……。あなたの後ろに忍び寄る、闇夜の怪異譚。
言葉を失った震災孤児の少女アキ。空き家を転々とする中で、彼女は占い師の老婆と出会い、共に暮らすことに。少女を「天使」と呼ぶ老婆は言った――ある岩穴に封印したそれをとってきて欲しい、と。探し辿り着いた場所で、アキは死者の声を聞く……。平穏な日々を突如として切り裂く、災害、事故、そして底知れぬ悪意。人探しの探偵へと成長したアキに導かれ、真夜中に呑まれた者たちの現代奇譚。(解説・朝宮運河)

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恒川光太郎(ツネカワ・コウタロウ) プロフィール

1973(昭和48)年、東京都生れ。2005(平成17)年、「夜市」で日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。2014年、『金色機械』で日本推理作家協会賞を受賞。他の著作に『草祭』『真夜中のたずねびと』『滅びの園』『化物園』『箱庭の巡礼者たち』などがある。

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