本居宣長―「もののあはれ」と「日本」の発見―(新潮選書)

先崎彰容/著
配信開始日: 2024/05/22
価格:2,090円(税込)
新潮選書
ノンフィクション一般 評論一般
作品カナ:モトオリノリナガモノノアハレトニホンノハッケンシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603911-9
日本思想史を画す「知の巨人」。その肯定と共感の倫理学とは。
中国から西洋へ、私たち日本人の価値基準は常に「西側」に影響され続けてきた。貨幣経済が浸透し、社会秩序が大きく変容した18世紀半ば、和歌と古典とを通じて「日本」の精神的古層を掘り起こした国学者・本居宣長。波乱多きその半生と思索の日々、後世の研究をひもとき、従来の「もののあはれ」論を一新する渾身の論考。

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先崎彰容(センザキ・アキナカ) プロフィール

1975年、東京都生まれ。東京大学文学部倫理学科卒。東北大学大学院文学研究科博士課程を修了、フランス社会科学高等研究院に留学。2024年5月現在、日本大学危機管理学部教授。専門は倫理学、思想史。主な著書に『ナショナリズムの復権』『違和感の正体』『未完の西郷隆盛』『維新と敗戦』『バッシング論』『国家の尊厳』などがある。

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