名画に見る「悪」の系譜
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作品カナ:メイガニミルアクノケイフ
紙書籍ISBN:978-4-10-353232-3
紙書籍ISBN:978-4-10-353232-3
目をそむけたくなるほどの「悪」。画家たちはどう描いたのか。
裏切り、殺人、悪徳政治、虚栄、動物虐待、盗み、貧困……。あるときは背筋が凍るほど血なまぐさく、またあるときは魅惑されるほどに美しく描かれた「悪」の姿。名画に刻印された「悪」の深層を『怖い絵』の著者が歴史的、文化的背景をふまえて解いたときに見えてくる、人間との分かちがたい関係とは。カラー図版42点収録。
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中野京子(ナカノ・キョウコ) プロフィール
北海道生まれ。作家、ドイツ文学者。西洋の歴史や芸術に関する雑誌連載、書籍などの執筆のほか、講演、テレビ出演など幅広く活躍。著書に『画家とモデル』(新潮文庫)、『愛の絵』(PHP新書)、『名画と建造物』(KADOKAWA)、『名画の中で働く人々』(集英社)、『クリムトと黄昏のハプスブルク』(文藝春秋)、『怖い絵』シリーズ(角川文庫)、『名画の謎』シリーズ(文藝春秋)、『名画で読み解く王家12の物語』シリーズ(光文社新書)、『美貌のひと』シリーズ(PHP新書)、『「怖い絵」で人間を読む』(NHK出版生活人新書)、『欲望の名画』(文春新書)など多数。2017年「怖い絵展」監修。