戦争の日本中世史―「下剋上」は本当にあったのか―(新潮選書)

呉座勇一/著
配信開始日: 2014/07/25
価格:1,320円(税込)
新潮選書
歴史学 日本史
作品カナ:センソウノニホンチュウセイシゲコクジョウハホントウニアッタノカシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603739-9
源平合戦から応仁の乱まで、中世の二百年間ほど「死」が身近な時代はなかった――。
手柄より死を恐れた武士たち、悪人ばかりではなかった「悪党」、武家より勇ましいお公家さん、戦時立法だった一揆契状……「下剋上」の歴史観ばかりにとらわれず、今一度、史料をひもとき、現代の私たちの視点で捉え直してみれば、「戦争の時代」を生きた等身大の彼らの姿が見えてくる。注目の若手研究者が描く真の中世像。

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呉座勇一(ゴザ・ユウイチ) プロフィール

1980年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。専攻は日本中世史。2022年10月現在、信州大学特任助教。主な著書に『戦争の日本中世史』(新潮選書、角川財団学芸賞受賞)、『応仁の乱』(中公新書、48万部突破のベストセラー)、『陰謀の日本中世史』『戦国武将、虚像と実像』(いずれも角川新書)、『頼朝と義時』(講談社現代新書)、『日本中世への招待』(朝日新書)、『一揆の原理』(ちくま学芸文庫)、『日本中世の領主一揆』(思文閣出版)など。

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