43回の殺意―川崎中1男子生徒殺害事件の深層―(新潮文庫)

石井光太/著
配信開始日: 2020/12/23
価格:737円(税込)
新潮文庫
ノンフィクション一般 ルポルタージュ
作品カナ:ヨンジュウサンカイノサツイカワサキチュウイチダンシセイトサツガイジケンノシンソウシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-132539-2
宮部みゆき氏驚愕! 家に居場所を失い、夜の町を流浪する少年たちはなぜ人を殺したのか。
2015年2月20日未明、凍てつく風が吹きつける多摩川の河川敷で、上村遼太君は全裸で息も絶え絶えに草地を這っていた。カッターで全身を43カ所も刺されて――。後に殺人などの容疑で逮捕された3人の未成年者が法廷で明かした理不尽な殺意。彼らに反省の色はない。そして互いに責任を擦り付け、攻撃し合う被害者の両親……。無辜の少年はなぜ命を奪われたのか。緻密な取材を基に深層を炙り出す。

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石井光太(イシイ・コウタ) プロフィール

1977(昭和52)年、東京生れ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。国内外の文化、歴史、医療などをテーマに取材、執筆活動を行っている。2021(令和3)年『こどもホスピスの奇跡』で新潮ドキュメント賞を受賞。主な著書に『絶対貧困』『遺体』『「鬼畜」の家―わが子を殺す親たち』『43回の殺意―川崎中1男子生徒殺害事件の深層』『近親殺人―家族が家族を殺すとき』などがある。

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