性の進化史―いまヒトの染色体で何が起きているのか―(新潮選書)
新潮選書
科学一般
生物学
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:セイノシンカシイマヒトノセンショクタイデナニガオキテイルノカシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603827-3
紙書籍ISBN:978-4-10-603827-3
男性はいつか、この地球上から消えてしまうのだろうか?
地球に暮らす175万種類近くの生物には、温度などの環境によって雄雌の比率を変える生物もいれば、性のない生き物すらいる。そもそも、なぜ性は存在するのか? なぜヒトには雌雄同体がないのか? 性転換する生物の目的とは? 命を次世代に継いでいくため、驚くほど多様化させてきた生き物たちの「性」の通史。
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松田洋一(マツダ・ヨウイチ) プロフィール
1955年、三重県生れ。名古屋大学大学院生命農学研究科教授。名古屋大学大学院農学研究科修了(農学博士)。科学技術庁放射線医学総合研究所、米国ロズウェルパーク癌研究所研究員、名古屋大学助教授、北海道大学理学研究科教授(理学部附属動物染色体研究施設長)を経て、現職。魚類から哺乳類まで広く脊椎動物を対象として、ゲノム・染色体の進化研究に従事。