貧乏ピッツァ(新潮新書)
新潮新書
エッセイ・随筆
文化史・文化論
グルメ
作品カナ:ビンボウピッツァシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-611018-4
紙書籍ISBN:978-4-10-611018-4
極貧時代を救ったピッツァ、亡き母の思い出の味……食の記憶と共に溢れる人生のシーンを描く。
17歳でフィレンツェに留学。極貧の画学生時代に食べたピッツァの味が、今でも忘れられない――。トマト大好きイタリア人、ピッツァにおける経済格差、世界一美味しい意外な日本の飲料など、「創造の原点」という食への渇望を、シャンパンから素麵まで貴賤なく綴る。さらに世界の朝食や鍋料理、料理が苦手だった亡き母のアップルパイなど、食の記憶とともに溢れる人生のシーンを描き、「味覚の自由」を追求する至極のエッセイ。
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ヤマザキマリ(ヤマザキ・マリ) プロフィール
1967(昭和42)年生まれ。漫画家・文筆家・画家。東京造形大学客員教授。十七歳でフィレンツェに留学、美術史・油絵を専攻。1997年、漫画家デビュー。著書に『テルマエ・ロマエ』『プリニウス』(とり・みきとの共著)『パスタぎらい』『猫がいれば、そこが我が家』など。