生死の分水嶺・陸羽東線(新潮文庫)

西村京太郎/著
配信開始日: 2016/08/19
価格:572円(税込)
新潮文庫
文芸一般 ミステリ TTS(読み上げ)対応
作品カナ:セイシノブンスイレイリクウトウセンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-128531-3
分水嶺の傍らで発見された若い女の死体。十津川警部が運命に挑む、トラベルミステリー。
父親らしき男とともに、なにかを探し求めて鳴子温泉を訪ね歩いていた若い女性。その死体が、一つの川の流れを日本海と太平洋に分かつ分水嶺の傍らで発見された。東京下町の名曲喫茶に勤める彼女には、六年前に殺人事件を起こし、逮捕されるという暗い過去があった。そして、喫茶店の同僚にも魔の手が――十津川警部が分水嶺に見た運命の分かれ道とは? 迫真のトラベルミステリー。

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西村京太郎(ニシムラ・キョウタロウ) プロフィール

(1930-2022)東京生れ。1963(昭和38)年『歪んだ朝』で「オール讀物」推理小説新人賞、1965年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞をそれぞれ受賞。1981年に『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞する。2004(平成16)年には日本ミステリー文学大賞を、2019年には「十津川警部」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。鉄道ミステリー、トラベルミステリーに新境地をひらき、常に読書界の話題をさらうベストセラーを生み出した。

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