歴史上の人物は迫り来る臨終をいかに迎えたか(新潮45 eBooklet 教養編4)

篠田達明/著
配信開始日: 2009/02/20
価格:220円(税込)
新潮45eBooklet
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作品カナ:レキシジョウノジンブツハセマリクルリンジュウヲイカニムカエタカシンチョウ45イーブックレット
あの有名精神分析家は安楽死していた! 死期を悟った「偉人」たちが迎えるさまざまな終末。
歴史上の「偉人」だって、死の宣告を受ければ反応はさまざま。藤原道長はあの世往きが恐くて、阿弥陀如来像と自分の手指を五彩の糸で結び、岩倉具視はその責任感と精神力から医師に癌告知を迫り、天才洋画家藤田嗣治は電話口でわんわん泣き、精神分析学の創始者はモルヒネによる安楽死を選んだ。誰にも訪れる死を理想的に迎えるために、「偉人」たち9人の最期をいまから覗いておこう。

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篠田達明(シノダ・タツアキ) プロフィール

1937年愛知県生まれ。医師にして作家。名古屋大学医学部卒業。心身障害児医療を専門とする。愛知県心身障害者コロニー・こばと学園園長を務め、現在、同学園の名誉総長。その一方で41歳から小説を書き始め『大御所の献上品』や『法王庁の避妊法』が直木賞候補となる。医学を題材にユニークな歴史ものを得意とする。著書に『モナ・リザは高脂血症だった』『徳川将軍家十五代のカルテ』『歴代天皇のカルテ』(いずれも新潮新書)など。

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