書評　バックナンバー

小川国夫のヘミングウェイ時代

想定以上に強かった――「トーマス・マン」と「茂吉の日記」を結ぶ線

見知らぬ国へ（新潮文庫）

北杜夫／著

思いと言葉は襷のように

あと少し、もう少し（新潮文庫）

瀬尾まいこ／著

二人の女の、対照的な愛し方

修羅ゆく舟

蜂谷涼／著

書痴が夢見る一冊の楽園

本にだって雄と雌があります（新潮文庫）

小田雅久仁／著

武道から「宇宙」に迫る

憂国始末

藤野眞功／著

突き抜けたキャラクターに呆然慄然

白き隣人

石岡琉衣／著

時空を超えて呼び交わす声

『サンカーラ　この世の断片をたぐり寄せて』刊行記念特集

「わたし」の内奥を探る旅

感動と混乱に辿り着く批評

批評時空間

佐々木敦／著

父の戒めどおりの暴露作

江分利満家の崩壊

山口正介／著

現代中国を感得するための一書――文学と歴史の狭間で

戦後日本外交の生き字引

韓国の魑魅魍魎に挑んだ著者の執念

韓国窃盗ビジネスを追え―狙われる日本の「国宝」―

菅野朋子／著

中国の本質を理解する一冊

中国　真の権力エリート―軍、諜報・治安機関―

野口東秀／著

「脱北の町」から届いた、ポップなリポート

コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記―

高英起／著

見渡す人

僭越ながら全国の家庭を代表して御礼申し上げます。

新たな年代記の開幕

空想する楽しさを思い出した