「海の民」の日本神話―古代ヤポネシア表通りをゆく―(新潮選書)
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作品カナ:ウミノタミノニホンシンワコダイヤポネシアオモテドオリヲユクシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603872-3
紙書籍ISBN:978-4-10-603872-3
古事記研究の泰斗が描く、この地の人と神の真の姿――。
古代日本、「ヤポネシア」の表通りは、いかなる世界だったのか。筑紫、出雲、若狭、能登――『古事記』等の文献は勿論、考古学や人類学も含めた最新研究を手掛かりに、海流に添って古代の世界を旅すると、ヤマトに制圧される以前に、この地に息づいていた「まつろわぬ人々」の姿が見えてきた。三浦版「新・海上の道」誕生。
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三浦佑之(ミウラ・スケユキ) プロフィール
1946年、三重県生まれ。千葉大学名誉教授。成城大学文芸学部卒業。同大学院博士課程単位取得退学。古代文学、伝承文学専攻。『村落伝承論――「遠野物語」から』(第5回上代文学会賞)、『浦島太郎の文学史――恋愛小説の発生』、『口語訳 古事記』(第1回角川財団学芸賞)、『古事記を読みなおす』(第1回古代歴史文化みやざき賞)、『風土記の世界』、『列島語り――出雲・遠野・風土記』(赤坂憲雄氏との対談集)、『出雲神話論』等著書多数。